単語
入門のところで、お話したように韓国語の単語の70%近くは漢字語です。
単語を覚えるコツ
감사が感謝だというのは、「読み方」で覚えましたね。
감は漢字の(感)
사は漢字の(謝)
じゃ、感情は?
감(感)정(情)
↓
정(情)열(熱)
↓
열(熱)심(心)
↓
심(心)리(理)
こんな風にしりとりみたいに覚えてみるのも楽しいものです。
「학교(学校)」という単語と「문화(文化)」という単語を覚えれば、
辞書をひかなくても、「문화(文学)」って言えるなんてすごいです!
「私って天才!」って思ってしまうかも…。
それに発音してみて、お気づきの方もいると思いますが、
なんとなく日本語の読み方に似ています。
漢字の読み方
漢字の読み方にもちょっとした記憶のコツがあるのですよ。
日本語で「ク」や「キ」で終わる読みの漢字は
パッチム「ㄱ」がつくことが多いです。
- 悪(악)
- 客(객)
- 楽(楽)
- 石(석)
- 歴(력)
- 劇(극)等
など。
日本語で「ン」で終わる読みの漢字は、
パッチム「ㄴ」「ㅁ」がつくことが多いです。
- 案(안)
- 温(온)
- 運、雲(運)
- 年(년)
- 暗(암)
- 音(음)
- 男(남)
日本語で「ツ」で終わる読みの漢字は、
パッチム「ㄹ」がつくことが多いです。
- 質(질)
- 室(실)
- 失(실)
- 密(밀)
コツが分かれば、知らない単語でもある程度推測できるようになりますし、
韓国語教材などで、単語の覚え方をマスターしておくと、
さらに効率よく勉強ができるようになると思います。
また、韓国語のドラマやニュース、インタビューなども
ところどころ単語が分かるようになるでしょう。
まだまだ他にもコツはあるけど、
自分で発見した喜びを奪ってしまうのは申し訳ないので
このくらいにしておきます。
単語との戦い
学生時代、英語の単語を必死に覚えた経験は誰でもあると思います。
今学生の方なら、まさに単語との戦いかもしれませんね。
でも、韓国語は基本的なことをクリアしてしまえば、
ある時から俄然ボキャブラリが増えて
ますます楽しくなってくるに違いありません。
その、ある時までがちょっとつらい日もありますが、
ペラペラになる自分を想像して(妄想かな?)乗り切りましょう!